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茂木経済産業大臣の閣議後記者会見の概要

平成25年3月22日(金)
8:47~8:50
於:衆議院分館1階ロビー

(質疑応答)

 

【TPP主要閣僚会議】

Q: 先ほどまで行われていましたTPPに関する主要閣僚会議、この中身について、どのような議論が交わされたか教えてください。

 

A: 総理から、交渉にこれから臨んでいく強い体制を作ってほしいという要請を受けまして、関係閣僚会議の下に、甘利大臣を本部長とする本部を作りました。そして、本部の下に二つの部を置くということであります。一つが国内調整総括官、もう一つが交渉を担当する首席交渉官です。その下にそれぞれ国内の各政策の分野、また首席交渉官の下には21の交渉分野、それぞれの交渉官やそれをサポートする分野の体制を整備します。しっかりした体制でこれから臨んでいくということを確認しました。

 

Q: 首席交渉官ですとか、国内調整総括官の人事については、その場で発表は。

 

A: ありませんでした。最終的な調整中と思います。

 

 

【電力需給検証小委員会】

Q: 冬場の電力の需給を検証する委員会が今日開かれておりますけれども、これから夏に向けてのどのような議論を期待するかについて、教えてください。

 

A: 電力需給検証の小委員会が今日からスタートということでして、冬については、企業、家庭ともに相当御努力をいただいて、効果的に節電等できたのではないかと思っております。そうした状況を踏まえながら、全体の需給状況を見つつ、今夏の節電要請を含めた対策の必要性について、検討してもらうことになると思います。

 

Q: 需給検証なのですけれども、夏場の結論というのは、いつごろをめどに出されるとかありますか。

 

A: まだ時期は決めているわけではありませんが、夏なので6月の後半ぐらいから暑くなります。できるだけ夏の節電が必要であれば、それに間に合うような期間に、ある程度の方向は出したいと思います。

 

Q: 去年の実績から考えましても、夏に節電を要請するという方向になっていくのではないかと思われるのですが、その辺はいかがでしょうか。

 

A: かなり冬場も努力していただきました。また、いろいろな形でピークコントロールも進んでいるようですから、それらも踏まえて、委員会で検討していただけると思います。

 

 

 

 

 

 (以 上)